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年収から見たセキュリティコンサルタントの魅力とは?キャリアパスや取るべき資格も解説

エンジニアとしての成功は、年収だけで測れるものではありません。仕事のやりがいだったり、理想のワークライフバランスだったり、恵まれた職場環境も重要な要素です。

しかし、年収もまた重要な要素の一つであり、高いに越したことはないということは事実でしょう。

本記事では、IT関連の職種の中でも高い年収を得ることができる一例としてセキュリティコンサルタントについて紹介します。

この記事を最後まで読めば、セキュリティコンサルタントの平均年収や業務内容、セキュリティコンサルタントを目指すためのキャリアパスや取得すべき資格について知ることができます。


■ 監修者:鐘ヶ江直志

エンジニア歴10年。通信業界を中心にオンプレミス・クラウド領域におけるインフラ・サーバー・セキュリティ設計構築等に従事。
また、ライターとしてエンジニア学習サービスの講座・教材製作や電子書籍出版など様々なプロジェクトに携わる。

【出版物】


目次

セキュリティコンサルタントの年収事情

パソコンで作業をしている男性のコンサルタント

一般的に、コンサルタントという職業は組織全体の課題解決を行うため、実際の作業者と比較すると年収が高い傾向にあります。これはセキュリティコンサルタントとエンジニアの関係でも同様です。ここでは、年収という切り口からセキュリティコンサルタントについて掘り下げていきます。

セキュリティコンサルタントの概要

セキュリティコンサルタントは、その名の通り幅広いセキュリティの専門的な知識を持ち、クライアントの課題の相談役を務める職業です。アプリケーションやITインフラなどの技術知識に加え経営や組織運営などのビジネスの視点も併せ持ち、企業のセキュリティ戦略の立案や実行、マネジメントまで一貫してサポートする高度人材です。

業務の性質上、社内のプロジェクトを担当するよりも、コンサルティングファームに所属して会社として受注した案件を担当したり、cyseekのようなエージェントサービス等を利用しながらフリーランスとして自ら営業して案件を受注したりといった働き方が一般的です。

セキュリティコンサルタントの市場価値

現代はIT技術の進歩に伴ってサイバー攻撃のリスクも年々高まっています。行政機関や企業にとってのセキュリティの重要性の高まりに合わせ、セキュリティ課題を解決する専門家としてセキュリティコンサルタントの需要も増加しています。

しかし、経済産業省の調査によれば日本のセキュリティ人材は需要に対して供給が追い付いていない状況にあります。高年収を目指せるブルーオーシャンな職種であり、今からスキルや経験を身に着けて目指す価値のあるキャリアと言えるでしょう。

参考:情報セキュリティ分野のニーズについて

セキュリティコンサルタントの想定年収

セキュリティコンサルタントの年収は、正社員であれば所属する企業の規模や職位、フリーランスであれば担当するプロジェクトの案件単価によって大きく変わります。

インシデント対応のとりまとめ・資料作成・プレゼンテーションなどのアシスタント業務では600万円程度ですが、経験を積んで本格的にコンサルタントとして稼働できるようになると1000万円を超える年収となることも珍しくありません。グローバル企業などで複数の案件を並行して担当するレベルになると更に高年収が期待できます。

【年収レンジ別】セキュリティコンサルタントの主な担当業務

セキュリティコンサルタントの年収は、ポジションや職務範囲によって大きく異なります。本段落では、あくまでも一例として年収別の主な担当業務を紹介します。すべての企業や案件に当てはまるものではありませんが、年収に応じた業務のイメージとして参考にしてください。

600~900万円:アシスタント業務

セキュリティエンジニアから転身した場合、セキュリティの実装に関する知識や経験があってもコンサルティング業務の経験が浅いため、アシスタント業務からスタートするケースが一般的です。

この段階では、セキュリティ調査や対策計画の実行支援など、セキュリティエンジニアの経験と基礎的なコンサルティングの知識が求められる業務を担当します。具体的にはインシデントや脆弱性診断結果のとりまとめや資料の作成、プレゼンテーションの補助といった業務を担当することになります。

900~1200万円:プロジェクトマネジメント業務

この段階から、プロジェクトのリーダーや顧客折衝、進捗管理などの、実作業よりもマネジメント業務が中心となってきます。

セキュリティエンジニアとコンサルタントの経験を活かし、リスクアセスメントやマルチクラウドなど次世代セキュリティ基盤構想といった高度な知識・能力と、マネジメントやリーダーシップ能力が求められます。

1200~1500万円:PMO推進業務

この段階になると、プロジェクトリーダーやマネージャー層をまとめるPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)として複数プロジェクトの推進サポートも担当します。

具体的には、PCI・DSS等の認証取得支援やセキュリティソリューションの導入に関するPMO推進など、戦略的思考と高度な専門知識、マネジメント能力を求められます。

1500~2000万円:CISO、顧問業務

この段階では経営者層がクライアントとなり、企業全体のセキュリティ課題に対して適切なアドバイスやソリューションの提案を行います。

具体的には経営課題に合わせたセキュリティ投資計画の立案やグローバル企業における地域的リテラシー格差の是正など、語学を含めた高度なビジネスコミュニケーション能力を用いて企業全体のセキュリティ意識を向上させるための戦略的なアプローチを担当します。

セキュリティコンサルタントの平均年収を他のITエンジニア職種と比較

経済産業省が平成29年に実施した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」では、「IT関連企業に勤務し、ITスキル・専門知識を用いている人材」を「IT人材」と定義して、給与水準の実態を調査しています。

この調査によると、「プロジェクトマネージャやプロデューサーなどの管理系職種の方が、ITアーキテクトなどの高度SEやIT技術スペシャリストよりも給与平均が高い。」とされています。

IT職種の平均年収

ここでは、実際に職種によって平均年収にどの程度の差があるのか、資料をもとに比較します。なお、データはあくまで平成29年の調査当時のもので、令和6年現在は異なる可能性があります。

 

職種 担当業務 平均年収(万円)
コンサルタント システム関連コンサルティング 928.5
プロジェクトマネージャー プロジェクト推進・管理 891.5
高度SE・ITエンジニア 基礎設計担当・ITアーキテクト 778.2
SE・プログラマ システム・ソフトウェア開発 593.7
IT技術スペシャリスト DB・NW・セキュリティ等 758.2
IT運用・管理 顧客向け情報システムの運用 608.6
IT保守 顧客向け情報システムの保守・サポート 592.2
IT教育 IT関連講師・インストラクター 651.0
IT営業・マーケティング 情報システムに関する営業 783.3

調査結果によるとITコンサルタントの平均年収は928.5万円とされています。セキュリティコンサルタントにおいては、昨今のニーズの高まりもあり、ITコンサルタントの中でも高い年収が見込まれます。

参考:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果

セキュリティコンサルタントの業務内容

ここでは、今まで触れてきたセキュリティコンサルタントの担当業務について、具体例を紹介します。

セキュリティ戦略の立案

セキュリティコンサルタントは、専門知識に基づいてクライアントの現時点のセキュリティ体制を調査・評価・分析し、解決すべき課題を抽出します。

そして、クライアントの要望に沿って目指すべきセキュリティ体制を提示し、実現のために必要な戦略や具体的なアクションプランを提案し、企業やプロジェクトのセキュリティ戦略を成功に導きます。

セキュリティ戦略の実行を支援

抽象度の高いセキュリティ戦略が正しく実行されるように支援を行うことも、セキュリティコンサルタントの職務範囲です。セキュリティ戦略の実現に必要な具体的なアクションを洗い出し、スケジュールを設定し、必要な予算や人員などのリソースを見積もり、計画の安定的な実行を支援していきます。

セキュリティ戦略の維持・管理を支援

セキュリティ戦略は、一度目標を達成すれば終わりということはなく、継続的な維持管理が重要です。サイバー攻撃などのセキュリティリスクが日々進化をしている現代では、セキュリティ技術やノウハウもそれに対応すべく進歩し続けています。

クライアントが自ら最新のセキュリティトレンドを把握できるとは限らないため、セキュリティコンサルタントは最新のセキュリティトレンドに常にアンテナを張り、クライアントに情報共有を行います。

また、セキュリティ認証取得の支援やセキュリティポリシーの策定・更新のサポートの他にも、研修や教育を通じてクライアントのセキュリティリテラシーを高めることも重要な役割のひとつです。

セキュリティコンサルタントになるには?具体的なキャリアパスの一例

階段を上るスーツ姿の男性
ここまで、セキュリティコンサルタントが高い年収を目指せる職業であることと、具体的な職務範囲について解説してきました。以降では、どのようにすればセキュリティコンサルタントになれるのか、具体的なアクションについて解説していきます。

まずは、セキュリティコンサルタントを目指すための具体的なキャリアパスのモデルケースとしてインフラエンジニアからステップアップしていくパターンを5つのステップに分けて紹介します。

ステップ①:インフラエンジニアとして経験を積む

最初のステップでは、インフラエンジニアを目指しましょう。インフラエンジニアはシステムの基盤を扱う職種であり、設計・構築・運用・保守など様々なフェーズを担当します。

インフラエンジニアの実務経験を通じて、次のステップに進むための基礎的な知識や経験を積み上げましょう。

ステップ②:セキュリティエンジニアを目指す

次のステップでは、セキュリティエンジニアへの転向を目指します。セキュリティエンジニアはセキュリティの専門知識を持つスペシャリストですが、インフラエンジニアの延長線上にある職種です。インフラエンジニアとしてある程度の実務経験を積んでいれば問題なく転向できるでしょう。

具体的にはセキュリティ関連の資格を取得した上でセキュリティ案件へのアサインを獲得したり、セキュリティエンジニアとして採用される求人に応募して転職したりといったアクションによってセキュリティの実務経験を積める環境を獲得します。

ステップ③:コンサルティングファームのITコンサルタントに転向

セキュリティエンジニアとして実務経験を積んだら、ITコンサルタントへの転向を目指します。セキュリティコンサルタントになるには、セキュリティの専門知識や実装の経験だけでなく、顧客との折衝におけるビジネスコミュニケーション能力や、プロジェクトマネジメント能力が求められます。そこで、ITコンサルタントとして実務経験を積むことで、これらのノウハウを身につけていきましょう。

ITコンサルタントになるには、ITコンサルティングサービスを提供しているコンサルティングファームに転職することが一般的な方法です。

ステップ④:セキュリティの専門知識を活かしてセキュリティコンサルタントにスライドする

セキュリティエンジニアとしての専門知識や実装経験と、ITコンサルタントとしてのコミュニケーション・マネジメント能力が備わったら、セキュリティコンサルタントに転向する準備が整ったと言えます。

セキュリティコンサルタントはITコンサルタントの中でもセキュリティ分野の知識と経験を活かしてクライアントの問題解決に貢献します。コンサルティングファームでのセキュリティ案件への参画や、フリーランス活動でセキュリティコンサルティング案件を受注することで実績を積み重ねていきます。

フリーランスの案件獲得手法は様々ありますが、セキュリティ案件に特化したフリーランスエージェントサービスcyseekの利用もおすすめです。セキュリティ人材企業であるGSXグループが自社の知見を基に、セキュリティコンサルタントへのキャリアをサポートします。(カジュアル面談の内容はこちら

フリーランス向けセキュリティ案件の紹介サービスcyseekへの個別相談を促すバナー

ステップ⑤:特定分野の専門性を磨き、第一人者になる

セキュリティコンサルタントとしてのポジションを確立したら、特定の分野の第一人者を目指しましょう。セキュリティのニーズは金融・通信・物流などの業界、オンプレミスかクラウドかといった技術環境など、クライアントの事情によって異なります。

セキュリティコンサルタントとして実務経験を積み重ねていくと、特定の分野に対する強みを持てるようになります。例えば、「金融業界のクラウド移行に関するセキュリティ設計ならこの人」と認知されれば、同様の課題を抱えるクライアントから指名を受けることが増えるでしょう。

セキュリティコンサルタントに必要なスキルと知識

セキュリティの分野における幅広い知識

繰り返しになりますが、セキュリティコンサルタントはセキュリティの分野における専門家として幅広い知識と高度な技術を有することが期待されます。技術的な実装力だけでなく、攻撃者からクライアントの重要なデータを守るための戦略策定も求められます。

また、現実の脅威に即したセキュリティ体制の分析・評価の実行、既存のセキュリティ対策の検証に加えて、新たな脅威に対応するための課題の特定、それに基づく具体的な改善策の提案などといった幅広い業務を遂行するための知見が求められます。

ITインフラに関する基礎知識

情報システムはサーバーやストレージ、ネットワークやデータベースなど、基盤となるITインフラの上で動いています。情報システムのセキュリティを考えるには、前提としてこれらのITインフラに関する基礎的な知識が必要です。

従来はオンプレミスと呼ばれる自社データセンターに物理的な機器を導入してシステムを構築する方式が一般的でしたが、近年はAWSのようなクラウドプラットフォームと呼ばれる仮想的なインフラのシェアが拡大してきていますので、こうした技術トレンドの変化も押さえておく必要があります。

アプリケーション開発における基礎知識

情報システムのセキュリティを考えるには、プログラミング言語や実装方法についてもある程度の知見が必要です。プログラマーレベルの実装力までは必要ありませんが、コードの実装方法や機能、脆弱性の理解がないと、適切なセキュリティ対策を講じることは困難です。

また、開発・実装チームとのコミュニケーションをスムーズに行うためにも、基礎的なプログラミングや主要なプログラミング言語の知識は備えておいた方がよいと言えます。

企業経営やビジネス領域に関する知識

技術的な実装においては専門知識と技術力が必要ですが、コンサルタントとして顧客の課題を解決するには、経営や組織運営などの知識が必要になります。

このようなビジネスの知識を持つことは、クライアントの目標とニーズを包括的に理解し、技術的な解決策を成果に直結させるために不可欠です。コンサルタントは、単に技術的な課題を解決するだけでなく、その解決策がクライアントのビジネスモデルや成長戦略にどのように貢献するかを検討し、提案する責任があります。

また、組織の文化やチームダイナミクスに対する洞察も、持続可能な解決策を設計する上で重要となります。このように、技術的な専門知識に加えて、ビジネスの知識を用いて戦略的な観点からアプローチすることが、コンサルタントにとっての課題解決において非常に重要です。

マネジメント能力 / コミュニケーション能力

クライアントの期待を上回り、プロジェクトを目標に向かって導くためには、マネジメント能力とコミュニケーション能力が必要不可欠です。

特に、クライアントのニーズを正確に把握して適切な提案や交渉を行う顧客折衝や、プロジェクト全体の計画立案、実行、監視、そして調整を行うプロジェクト管理においては、優れたマネジメント能力やコミュニケーション能力が求められます。

セキュリティコンサルタント向きの代表的な資格を紹介

ノートを書く手元のアップ

セキュリティコンサルタントとしてキャリアを築く上で、高度なセキュリティ関連資格を取得することは、専門知識と技術力の証明と、権威性向上に役立ちます。権威性を高める目的では、専門性を示せる高難度かつ認知度の高い資格を取得することが重要です。

ここでは、代表的な4つの資格について概要を紹介します。難易度など、詳細を知りたい方はこちらの記事で紹介していますので、併せて確認してください。

システム監査技術者

システム監査技術者は、日本で認定されている情報技術に関する国家資格の一つです。この資格は、システムの開発や運用における監査業務を行うために必要な知識や技術を証明します。

具体的には、情報システムの監査計画の立案、実施、評価方法に関する専門知識、情報セキュリティ管理、内部統制の基礎などが含まれます。システム監査技術者は、システムの信頼性やセキュリティ、効率性を評価し、改善提案を行う能力が求められます。

CISA

CISAは、情報システム監査のプロフェッショナルを認定する国際的な資格で、ISACA(Information Systems Audit and Control Association)によって運営されています。この資格は、情報システムの監査、コントロール、保証の分野での専門知識と経験を証明します。CISAを取得することで、監査計画の立案、情報システムの評価、リスク管理、保護措置の効果の検証など、情報システム監査に関する高い能力があることが認められます。

GIAC

GIACは、セキュリティプロフェッショナルのための国際的な認証プログラムです。サイバーセキュリティのあらゆる側面に関する専門的な認証を提供しています。このプログラムは、ネットワークセキュリティ、フォレンジック、セキュリティ管理、法律、監査、ペネトレーションテストなど、幅広い分野をカバーしています。GIACの認証は、特定のセキュリティ技術や手法に関する深い理解と実践的なスキルを持っていることを証明します。

ITストラテジスト

ITストラテジスト試験は、ビジネス戦略に基づいたIT戦略を構築し、経営とITの橋渡しを目指す人を対象とした資格です。情報処理推進機構(IPA)が管理しています。この試験は、戦略的な思考能力と情報技術を活用して組織の目標達成に貢献する能力を証明することを目的としています。

セキュリティコンサルタントとセキュリティエンジニア・ITコンサルタントとの違い

セキュリティコンサルタントは、セキュリティエンジニアやITコンサルタントと名称や職務範囲が重なる部分があり、類似の職業として混同されがちな側面があります。

ここでは、よく間違われる類似の職業とセキュリティコンサルタントの違いについて解説します。

セキュリティエンジニアとの違い

セキュリティコンサルタントは、主に組織のセキュリティ体制の評価、リスク分析、ポリシーの策定といった戦略的な役割を担い、セキュリティ改善のためのアドバイスを提供します。一方、セキュリティエンジニアは、セキュリティ対策の設計、実装、監視など技術的な作業に焦点を当てています。コンサルタントが「何をすべきか」を策定し、エンジニアがその解決策を「どのように実行するか」に取り組むという違いがあります。

ITコンサルタントとの違い

セキュリティコンサルタントは、企業のセキュリティ管理、リスク評価、セキュリティポリシーの策定など、セキュリティに特化したアドバイスを提供します。一方、ITコンサルタントは、情報技術全般にわたる戦略的なアドバイスを行い、システム開発、ITインフラ構築、デジタルトランスフォーメーションの支援など、幅広いテーマに対応します。セキュリティコンサルタントはITコンサルタントの一種ですが、セキュリティに焦点を当てて専門性を強調しているという特徴があります。

まとめ

この記事では、高年収を目指す上でセキュリティコンサルタントが魅力的な選択肢であることや、具体的な職務内容とキャリアアップのモデルケース、そして取得すべき資格などを解説しました。

今後もセキュリティの重要性が高まる中で、ITエンジニアの職種の中でも高い需要や年収を得る可能性が高い職種ですので、今から目指す価値は充分にあると言えるでしょう。セキュリティコンサルタントになるためには、まずはインフラエンジニアやセキュリティエンジニアとして実務経験を積み上げるのが一番の近道です。

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